なぜ続編が面白くなのか?つまらない理由はなぜか?
こんにちは。今回は続編が面白くない理由についてご紹介したいと思います。
<続編が面白くない、失敗してしまう理由>
続編が面白くない、失敗してしまう理由
続編として制作されると、どうしても1と比較されることになります。
単体で見れば面白かったのに1で良かった部分がなくなっていたりすると、1より悪くなってしまったなと感じるようになります。
これは作品としてのクオリティではなく、続編がかならず持つマイナス面です。
集客しやすい反面、評価は落ちやすいわけですね。
二期までの期間が空いてしまったことで熱が覚めると滑る
一期から二期までの間にかならず間が空きます。そうなると、その間に別のおもしろいコンテンツが発表されて、目移りなんかしちゃって、気持が遠のいてしまいます。
人はそんなに気が長くありません。一期に対する期待感というのは、すぐに解消されたいと願うのです。
一作目に感じた新鮮さを上回らないと二作目は滑る
新しさを維持できればヒットするし、そうでなければ、ヒットしない。そして残念なことに、多くの作品は「望まれて作った続編だからヒットするだろう」と、新鮮さを付与せずに二期をやって滑るという現象が起きていると思っています。ですから、基本的に「世のほぼすべての作品は出落ちである」くらいで考えたほうが、滑らないと思うのが個人的な考えです。
製作サイドが調子に乗って口出し&参加しはじめて滑る
非常に一作目が大ヒットしたことで、気合をいれて体制にテコ入れしすぎたことで、前作の良さが失われて、一気に駄作となる現象です。
だいたい、ドル箱に目がくらんで製作委員会方式で、各出資者の思惑で体制がひっくりかえされると起こる現象です。すごーい!たのしー!とか、あと原作者がなぜか組み込まれたりするとね、映像制作について理解していないがゆえに、お話をめちゃくちゃにしてしまったりなんてことも。
<推しから好きへ>
「推し」が言葉の通り、周りに勧めたり積極的に情報収集や情報発信をしたりするほど夢中になっている状態だとしたら、「好き」は積極的な行動をあまり伴わないいわば「スタンバイ状態」です。
「好き」な作品には思い出も思い入れもあり、たまに見るとやっぱり楽しい。
しかしファンを積極的に行動させてムーブメントを起こすのは、「推し」な作品の方なのです。
続編作品が1期を超えるほどのムーブメントを起こすには、作品の出来はもちろん、もう一度ファンの「今の一番」の「推し」作品に返り咲く必要があります。これはある意味、アンチや期待はずれといったネガティブなものよりよっぽど手強いものです。
<最後に>
いかがでしたでしょうか。
最初と続編は別の視点から判断し、客観的に見るのがいいかもしれません。