投資信託 インデックスファンドとアクティブファンドの違いと特徴
こんにちは。今回はインデックスファンドとアクティブファンドの
違いと特徴についてご紹介したいと思います。
<インデックスファンドとは>
インデックスファンドとは、運用する際に基準となる指数(ベンチマーク)に連動することをめざす投資信託です。
一般的に日々の指数の変動にファンドの値動きを合わせるよう、
自動化されたシステムによって運用されます。そのため、
良くも悪くも平均的なリターンを得ることになります。
「高いリスクは背負いたくない」という慎重派に向いたファンドといえるでしょう。
<アクティブファンドとは>
アクティブファンドとは、プロが独自の観点から調査・分析を行い、
指数を上回る運用成果をめざす投資信託です。
ファンドマネージャーの手腕次第では指数を大きく上回る結果が期待できるでしょう。「リスクを恐れずリターンを狙いたい」という積極派向けのファンドといえます。
<違いについて>
運用指数
インデックスファンドは可能な限り指数に連動することを目標とし、
アクティブファンドは指数を上回ることを目標とするという違いがあります。
コスト
アクティブファンドの方がインデックスファンドよりも高い傾向があります。
なぜなら、アクティブファンドは市場分析や銘柄調査が必要で
ファンドの運用・管理に関するコストが掛かるため、
その分が信託報酬に反映されるのです。
運用成績
インデックスファンドは指数に沿うことをめざして運用するため、
指数以上のリターンを得ることはほぼありません。
アクティブファンドは、腕利きのファンドマネージャーが運用するファンドを選ぶことができれば、指標を超える高いリターンを得ることが期待できます。
<選び方>
選ぶ際の主な軸は、ご自身の資産運用・資産形成の「目的」とすると良いでしょう。
10年を超える長期間にわたってコツコツと資産を蓄えていきたいという方は、コスト(信託報酬)の少ないインデックスファンドがおすすめです。10年以内に大きなリターンが欲しいという方は、積極的に収益チャンスを狙うアクティブファンドを選ぶという考え方もあります。
<最後に>
いかがでしたでしょうか。
どちらのファンドを選ぶか悩む場合、まず、自分の投資性向を確認することが大事です。リスクの許容範囲や投資資金、投資期間などを総合的にみて自分の性格に合ったファンドはどちらなのか考えてみましょう。